ウグイスは見た!VOL2
ウグイスは見た!
今回の衆議院議員選挙で、ウグイスとして関わらせていただいています。
私は、候補者が街角で演説をしている間、そばでチラシ配りをしています。
ほんの数秒、手を伸ばすだけのやりとりなのですが、その反応は、なかなかに厳しいものです。
体感としては、
9割の方は、何事もなかったかのように通り過ぎ、
0.5割の方は、明らかに嫌な表情をされるか、時には怒鳴られることもあり、
そして、残りの0.5割の方が、黙って、あるいは軽く会釈をしながら受け取ってくださいます。
数字にすると淡々としていますが、実際にその場に立っていると、心が揺れる瞬間は少なくありません。
どの先生方も、決して自分のためだけに動いているわけではありません。
早朝から深夜まで、体力も気力も削りながら、
「少しでも、今より暮らしが良くなるように」
その一心で、街に立ち、声を張り、言葉を届け続けておられます。
それを間近で見ているからこそ、
チラシを受け取ってもらえないことや、強い拒否の態度に触れると、
胸の奥が、きゅっと締めつけられるような、何とも言えない気持ちになることがあります。
もちろん、忙しい時間帯であったり、政治そのものに不信感を持っておられる方も多いでしょう。
無理に受け取ってほしいわけではありません。
ただ、できることなら——
誰かの言葉を、誰かの想いを、
一度はきちんと読んで、その上で
「この人なら」「この考え方なら」と、
ご自身が納得した一票を投じてほしい。
街角で、ほんの一瞬交わされる視線や、差し出したチラシの重みの中に、
この国の今と、これからが、静かに映っているように感じます。
ウグイスとして立つ私は、
その小さな現実を、今日もまた、見つめています。
